「立つ」ことに立ち返る

松本先生のブログを整理している中で、「立つことを知る」という投稿記事に差し掛かった。

ただ「立つ」をテーマに、11ものシリーズで書き下ろしている。

このシリーズも、実に彼らしく興味深い表現で解説し、「立つ」ことが新鮮に感じられる。

夢中になって、いろいろと想像を巡らして読んでいるうちに、気が付くと見失っている。

彼独特の難しい表現に、久しぶりに戸惑っている自分がいた。

本人が居ない今、なんとか心意を読み取ろうとするけれど、頭の中が混乱してオーバーヒートしてしまう。

 

簡単に言うと、「私達は筋肉に頼って立ってしまっている。筋肉が発する力ではなく、骨に乗って立ちなさい。」ということ。

そのことを、実に巧みに解説し、感覚で捉えやすいように表現してくれている。

 

パフォーマーの方達は、美しい立ち姿を意識されていると思う。

一般の私達が立つ場合、倒れないように、疲れないようにくらいの意識がせいぜいではないだろうか。

足元ばかりに気を取られて、身体全体への意識は薄れてしまう。

私は松本先生の元で修練して、体軸の取り方を修正してきた。概念としては十分理解していたつもりでも、疲労が重なると、立っていること自体がやっとだったり、他のことで神経を張りつめていると、余裕がなくなり重力を無視した、身体を固定する立方になってしまう。

 

宇宙から地球の中心へ、そして地球の中心から宇宙へとつながる鉛直上の垂直軸に身を投じ、揺らめきながらバランスを取る。

頭の天辺の百会から背骨の内側を通し、会陰から内くるぶしに抜ける軸を、更に広げて宇宙と地球につなげていく。

 

呼吸も合わせて、もう一度やり直し。

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