コップの重みを感じる

「何故コップを持てるのか」 考えたことがありますか?

コップの中の水をこぼさずに持ち上げられるのは、腕の筋肉がコップの重みを感覚で計り、コップの重さだけ力を発することで、粗相をせずに持ち上げています。

重たそうに見える物を、おもいっきり力を発揮して持ち上げようとしたら、予想に反して軽くてバランスを崩してしまった、なんて経験ありませんか。

それは、身体の感覚機能を使わず、視覚で物を捉えるようになってしまったのです。

 

身体の感覚に意識を向けなくなると、その機能はどんどん退化してしまいます。

まずコップの重みを感じることから初めてみてください。

コップを落とさないぎりぎりのところまで力を抜いてみてください。

いつもは何も感じていなかったコップの重みが、ずっしりと手に感じることができます。

筋肉の力を抜いたことで、筋肉はコップの重さによって伸ばされたことを察知して、コップの重さのぶんだけ力を発したのです。

筋肉はセンサーの役割をしてくれています。

でも、力を込めて固めてしまうと、センサーは働けなくなってしまいます。

 

ストレッチをするときに、力を込めてギュウギュウ伸ばしても、筋肉はもっと力を出して身体を固めてしまいます。

筋肉が伸ばされていることを感じて、息をゆっくりと吐きながら力を抜いていきましょう。

力が抜けるまで、待ってあげてください。

 

身体の力をぬくことが、全ての基本です。

 

 

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